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1982 ショベルヘッド メンテナンス

最近ショベルの調子が悪い

ちょうどLキャブに変えたタイミングで悪くなったので、調子の悪い犯人をキャブと決めつけてました。
ゴメン、Lキャブ…
色々セッティングを変えても一向に良くならないので、キャブを元に戻しました。
が、調子良くならない。
キャブじゃねーな。
どんな感じで調子悪いかと言うと、
◯エンジンのかかりが悪い
キックしても、プスともポンとも言わない。かかる気配がない。
それでもしばらくキックしてると、やっと反応が出てきてエンジン始動
これはオーナーにしかわからいけど、あきらかに今までと違うかかり方。
◯エンジン冷えてるとアイドリングは安定するが、エンジン温まるとパスッとか、パンってアフターファイヤして不安定になる
◯道が混んでくると↑と同じ症状が出て、加速中にもパンとかポンとか片肺になったり。信号待ちでエンストする事も。
◯高速で一定速度で走っている時や、空いてる一般道を走ってる時は調子良い。
◯急加速すると、たまにミスファイヤ起こす。
◯リアバンクのプラグが真っ黒。フロントは良い焼け色。
思いつく限りだとこんな感じ。
ようはエンジン温まると調子が悪くなるんですね。
もうピンと来てる方も居られると思いますが、原因はイグニッションコイルでした。
コイルが寿命で、熱もってくると調子悪くなってたんですね。
ちょうどキャブ変えたタイミングでキャブの不調と似たような症状もあるし、調子良く走る時もあるので、犯人探しが難航してました。
 
コイルはテスターで抵抗値を計れば直ぐにわかるんですね。

新品の1次抵抗値 (4.7Ω〜5.7Ω)

 

寿命を迎えたコイル 5.7Ω以上なのでアウト〜

温まればもっと悪い数値が出るんでしょうね。

 

新品2次抵抗値 (16,000Ω〜20,000Ω)

 

ギリギリアウト

こっちも熱持てばもっと悪くなると思われる。
前のオーナーがどれだけ使ってるのかわかりませんが、少なくとも僕の所に来て10年近く交換せずに使ってたので、そろそろ寿命だったのですね。
 
コイルが原因とわかって、新品に交換したら嘘のように調子が良くなりました。
エンジンが温まると調子が悪くなる時は、イグニッションコイルを疑えっちゅう事でした。
出先で完全に寿命を迎えなくて良かった。
いい経験できました。
 
他の電気系もそろそろ寿命かもね
配線は全部引き直したけど、オルタネーターとかそろそろ危ないなぁ
壊れる前に交換しなきゃだな
 
コイル交換で良くなったと思ったら、まだイマイチ調子悪いんだな。
やっぱキャブも怪しい