【1982ショベル】キャブいろいろ その2 (S&S E, L, B)
前回の続きのキャブについてです。
今回はS&S E, L, Bキャブについて語っていきます。
S&S E
FCR → SUときて、次に気になったのがS&S Eキャブでした。
ハーレーでは一番付けてる人が多い社外キャブじゃないでしょうか?
昔はあのティアドロップエアークリーナーが純正なのかと思ってた。
僕は中古でサンダージェット付を購入しました。
なので、素のEキャブは乗ったことないので、ちょっと感想がズレてるかもしれません。
特徴
通称ショーティーと呼ばれているように、コンパクトでシンプルなキャブ。
僕のだけなのか、スロットルがめっちゃ重くて乗ってて凄く疲れたので、すぐ外しちゃった。
カッコいいけどね。
特性
大口径でドッカンパワーと言われてるので期待しました。
街乗りではSUよりはレスポンスも良く、パワフルに感じました。
でも真価は高速で100km/h以上からどこまでも回るような、高速域でもパワーじゃないでしょうか。
特にサンダージェットが効いてくる高速では、開ければどんどん加速して怖くなって閉じました、ヘタレです。
エンジン音
歯切れの良い良い音でした
信号待ちで安定してアイドリングしてて、ええ音や~とふけってたら、信号が青になる直前でプシュってエンストが多かった
スロージェットの番手を大きくしたら改善したけど、信号待ちでエンストが一番多かった。
エンジンのかかりの良さ
エンリッチナー引っ張って空キック3回から本キックですぐにかかりました。
燃費
すいません、すぐに外しちゃったので、記録を残してませんでした。
S&S L
オークションでS&S Lの最終型MGLを購入したのですが、くっそ高かったです。
もう絶版で人気のあるキャブなのでしょうがないですが。
特徴
フロート室が横に付いてる独特な雰囲気とオーラを出してるLキャブ
見ればおぉってなるに違いない。
Lだぜぃ~
特性
装着して走り出した時はビビりました。
後から背中押されてるような怒涛の加速をしました。
下から上までキレーに加速してくれて、パワフル。
エンジン音
まぁ普通
FCRやSUと違ってキャブの中で常に動くものが無いから、静か。
エンジンのかかりの良さ
加速ポンプが無いので、チョークを効かせてエンジンかけます。
3回空キックで本キック一発でかかりました。
Lキャブはエンジンのかかり良いです。
燃費
高速を使ったツーリングだと、1L=18km前後でした。
街乗りだと1L=13km前後ぐらい
S&S B
そして最後にS&S B
好きなキャブです。
Bキャブはエンジンのかかりが悪いと風評被害を食らってEキャブ程人気のないキャブですが、正常なエンジンとセッティングを大きく外してなければ、むしろかかりの良いキャブと思います。
特徴
長めのベンチュリーが特徴のBキャブ
横にみゅーんと飛び出して、ポジションによってはフットブレーキが踏みにくい。
BとLはスロットルワイヤーの末端はタイコではなく、タイコをブチ切りしてねじ止めなので、注意が必要
かっこええ
エンジン音
Lと同じ
急にエンストとかの不安は全くなかった。
特性
Eキャブに比べ、ベンチュリーが細く長いため、トルクのある力強い走りが特徴。
ハーレーの特性に一番マッチしたキャブと思います。
街乗りが多いならこのキャブが一番良いかもね。
ただ、加速ポンプが無いので急加速とかはついてこない
少しだけスロットルワークに気を使う場面も
エンジンのかかりの良さ
エンリッチナー引いて空キック3回で本キックでだいたいかかりました。
先にも述べましたが、なぜかBキャブ=かかり悪いって評判が流れてましたが、そんな事無いです。
噂じゃSU=かかり良い噂も、大量に仕入れた販売元が売る為に意図的に良い噂を流したとか。
まぁ実際かかり良かったけど。。。
燃費
燃費良かったです。
高速を使ったツーリングだと23km/Lぐらい走りました。
街乗りは18km/L前後だったかな。
ただ、エンジンフルOH後でならし期間もありアクセルそんなに開けてないし、ゆっくり慎重に走っている期間も長かったので良い方向に出たのかも。
まとめ
以上が僕が経験したキャブのお話でした。
今欲しいキャブはツースロート
これも楽しそうです。
付けて満足キャブ No.1はLキャブ
走って満足キャブNo.1はFCR
でした~