アーリーショベル ミッションからオイル漏れ その2

前回の続きです。
アーリーショベルのミッションからオイル漏れを直します。
さて、前回は途中までバラして何処から漏れているのか観察しました。
しばらく放置して見てみると、
 

ミッションからオイル漏れ
めっちゃ漏れてる
メインドライブギアシールから漏れてますね。(中央の金色のシール)
漏れたオイルが伝ってきてるのでメインシャフトシールの方は良くわからない。
一応両方ともシール交換しましょう。
 
では交換していきます。
メインシャフトオイルシールを交換するのに、特殊工具がないとかなり難儀します。
しかし、その特殊工具がすごく高くて、買うのにちょっと躊躇してしまう。
シール交換の手順を調べている時に、安価で簡単にシールを抜き取る方法を紹介しているブログがあったので、真似させてもらいました。
 
用意する物はホームセンターで手に入れました。
 

パイプブラケットとタッピングビス
 
正式名称がわからないですが、クローゼットなどにパイプを取り付ける時に使うブラケット⁇
あとタッピングビスですね。
合わせて数百円。
あとギアプーラーが必要です。
 

穴開け
まずはブラケットに合わせてシールに小さい穴を開けます
 

シールにタッピングビスをねじ込む
 
ブラケットを通してシールにタッピングビスをねじ込みます。
そしたら、3爪のギアプーラーで引き抜きます。
 

ギアプーラーで引き抜く
 
何回か失敗しました💦
タッピングビスのねじ込みが浅かったのか、外れてしまう。
 

出てきた〜
今度はしっかり奥までねじ込んでみた。
グイ、グイとプーラーを回していくと、オイルシールが出てきた
 

勝利‼︎
ぉ、コレは勝利の予感
 

シール引っこ抜き成功です
 
やりました‼︎成功です。
どこも傷めずキレイに抜く事が出来た。
 
新しいシールに交換します。
今回はサンダンスのリークレススラストスペーサーを使ってみます
 

サンダンス リークレススラストスペーサー
スペーサーが分割して間にOリングが入ります
 

サンダンス リークレススラストスペーサー
オイル漏れの1番の原因のここにOリングが入るので、オイルが出てくるのを止めます。
 

サンダンス リークレススラストスペーサー
後は専用のシールを打ち込んで、メインシャフトシールの交換完了。
 
続いてメインドライブギアシールを交換します。
 

メインドライブギアシール
コレは細い精密ドライバーを使って慎重に抜き取りました。
シャフトはキズ付けないように慎重にね
 

メインドライブギアシール
66アーリーなんですけど、前期用のシールと後期用のシールがあって、恥ずかしい話自分のは前期なのか後期なのかわからないのです
どこで見分けるんだ🙄
一応シールを2つ用意して見比べるも違いがわからない。
とりあえず前期用を入れて見ました。
 
コレで直れば良いけど…
またしばらく放置して、漏れがないか確認します。
その3に続きます
 
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